今
あ、しもた。
これ、青ペンやったわ。ま、えーか。
ってことで仕切りなおし。
今日はが学校欠席なので、何故か俺にこのノートが回ってきました、忍足侑士です。
何でやろ。
あぁ、何か横で日吉が言ってるんやけど、の命令らしいわ。
あいつ、日吉にメールなんて送ってる場合なんやろか?
聞いた所の話によると、なんや39℃近い熱を出しとるらしい。
まぁ・・・確実に俺らのせいやんな、これ。
えーと、まず。
ご迷惑おかけしてスイマセンでした。
連日テニス部を騒がしていた噂は無事、終結しましたんで、お知らせしときます。
詳しく話すと長くなるんやけど、まぁ、他に書くこと無いしえぇか。
昨日のことやった・・・。
俺は早引けしたはずのに何故か最寄の公園に呼び出されたんや。
そやから、部活終わってすぐに向かった。
着いてみればそこにはがおらんくて、代わりに一人の男がおったんや。
その男の出してたオーラが恐くて、一瞬立ち止まってしもうた。
無造作に下ろされた前髪の隙間から見えた目は、確実に俺を睨んどった。
その男が俺に気付いて吸ってたタバコを足で踏み消した後こう言ったんや。
『もうすぐ来るから。おとなしく待ってろ。』
なんや逆らえるような雰囲気でもなくて、そのまま大人しく待ってた。
しばらくして、らしき人物が誰かと連れ立って来たんや。
・・・跡部やった。
俺もおどろいとったけど、跡部もめっちゃ驚いてた。
・・・次のページ行くわ。